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松戸市の生活保護の現状について

令和6年度6月定例会にて一般質問を行いました!

今回は三項目について質問を行いました。この記事ではその中の一つである松戸市の生活保護の現状についての質問をまとめます。全編映像は以下リンクより視聴可能です!

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/matsudo/WebView/rd/speech.html?council_id=45&schedule_id=4&playlist_id=1&speaker_id=53&target_year=2024

皆さんは千葉県内で生活保護の受給者数が多い自治体はどこかご存知でしょうか?

松戸市は千葉市に次いで2番目の約1万人となります。また年間の生活保護費は約180億円となっており、松戸市の令和6年当初予算(1839.5億円)の約1割となっています。近隣自治体の中でもダントツの高さです。

当然憲法や法令で認められた権利でありますので、受給者の方々を否定するものではございませんが、一方、財政の自由度は低くなってしまうこともまた事実です。

なぜ松戸市はこのような状況なのか?という疑問から行政はこの事実をどのように捉え、原因を考えているのか今回は質問しました。

質問の中で分かったことは、国によって割り振られた級地(最低生活保障の観点から生活保護基準に地域差を設けているもの)というものがあり、松戸市は近隣自治体よりも住宅扶助費を高く支給しているということ。また、範囲内で居住することのできる住居が近隣自治体よりも多いということがわかりました。

こういったことから、生活保護費予算を削減していくためには、まずは受給者や受給手前の皆さんが社会復帰できるような支援を充実させていくことが重要であり、また住宅整備の中においても、東京に隣接している資産価値の高い松戸市ですから、立地優位性を活かした住宅整備を行なっていく必要があると思います。

いずれにしても、様々な補助金や支援は当然その財源が必要です。だからこそ松戸市の予算の中でトップクラスに大きな生活保護費には常に改善の気持ちを持って今後も取り組んでいきたいと思います!

ありがとうございました!

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