基金の運用について 会派代表質問
2024年03月09日
令和5年度3月定例会における、所属会派の代表質問で私が担当した項目です。
基金の運用について
質問内容は「基金の債券運用をしてはどうか?」簡単に申し上げるとこのような感じです。
松戸市には約300億円の基金(いわゆる貯金)があります。
これまでの日本経済は長年の超低金利時代の中、債券運用を行ってもほとんど利金(利息)がつかない時代でした。しかしながら最近は、この超低金利時代を脱しつつあり、金利の上昇局面に入ってきています。
今定例会で示された令和6年度一般会計当初予算は過去最大となる1839億5000万円。一方国の減税措置等を受け、税収は減少を見込んでいます。
一言でいえば、「必要な財源は増えているのに税収は減っている」という状況です。
こういった状況下において、歳入確保策を講じていくことは大変重要という観点から質問を行いました。
執行部の答弁は、市場動向を注視しつつも、早期の運用開始に着手していきたい。とのことでした。
非常に前向きな答弁で大変嬉しいです。
もちろん歳入を確保するためにはこれだけでは全くダメですが、時代の流れをしっかりと把握し適切に歳入確保策を講じていくべきであると思います。
また、債券運用といっても、公金を運用することになるため政府保証債など、基本的には安全性が担保されているものになるかと思います。
引き続き動向を注視していきます。