デザインされた焼却施設 広島市環境局中工場!
2024年11月22日
先日の広島視察はサッカー場だけでなく、焼却施設も視察してきました。松戸市にとってはどちらかといえばこちらの方が大事かもしれません。
広島市環境局中工場。何がすごいかというと、人が集まるんです。
焼却施設は一般的に迷惑施設と呼ばれます。近隣住民がゴミ収集車による交通量の増加や、ニオイによる負担を負わなければなりません。そのため地域還元施設としてごみ焼却による熱源を活用した温浴施設や運動施設が併設されることが多々あります。
しかしこの施設はそれだけではありません。建設の際、谷口吉生氏という建築家にデザインを依頼しました。これにより、この焼却施設では、ウェディングフォトを撮る方も多くいるそうです。また、常時開放している通りを作り、海岸までいつでも通れるようにしているとのこと。休日は釣り人でいっぱいとのこと。
一方課題としては、著作権などの関係で今後建て替えの際などは何かしらの問題が生じるのではないかと担当者が心配していました。
それにしても焼却施設とは思えない、美術館のような場所でした。